和宗(わしゅう)総本山四天王寺 ご本尊青面金剛童子 庚申堂初庚申敬讃 柴灯大護摩供 。大峰山の山伏参集。 |
四天王寺 庚申堂 ご本尊 青面金剛童子(しょうめんこんごうどうじ)
日本最初の庚申尊出現の地と言われる。
庚申信仰は道教に影響を受けた信仰のひとつで、人間の身体の中に住むといわれる、
三尸(さんし)という三匹の虫から由来している。庚申の日の夜になると、
人が眠ってる間に身体より抜け出て天に昇り、道人にその人間の罪を訴えます。
するとその罪によって寿命が短くなるのです。よって庚申の夜には寝ずに過ごす、
「庚申待ち」という習わしが生まれた。その後疫病などが蔓延した時に、
庚申年の正月七日庚申の日に年のころで16才くらいの童子が現れ、
守庚申の作法を授けたと言われている。この童子は帝釈天の使者である青面金剛童子だとし、
これを庚申尊と名づけ、境内に庚申堂を建て、祀ったのが起源とされる。
ちなみに本堂は大阪万博にて休憩所として建てられた法輪堂を移築したもの。
庚申の日は縁日が行われて境内には「北向かいこんにゃく」(三尸の虫はこんにゃくが苦手らしい)の
露店が出て賑わうらしい。
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